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今回は、ICI(陰茎海綿体注射)の薬液はどのようにして送ってこられるか
について述べたいと思います。
まずICIの薬液は患者さん毎に異なる、
『完全オーダーメイド』
となります。
このため、ICIを行うには、自分で注射器で打たれる方を除けば、基本的にはインジェクターを用いることになります。
ですので、基本的には患者さんからの注文が入ってから,薬液の調合を行い、患者さんの希望のレシピの薬液を、注射器のみで送付することになります。
ちなみに送付はクール宅急便が基本です。
先日お送りした患者さんの場合、こんな感じです。
?
準備してるところを写真に収めました。
重要なことは、薬液が配送されている間に漏れ出したりして量が減ったりしないようにする
ということです。
色々試行錯誤を重ね、現状は、家内制手工業のようですが、この方法が配送業者による取り扱いのリスクをヘッジする意味でもこれがベターチョイスと思っています。
さて、裁断機です。ベースになるダンボールを同じサイズに切断します。
こんな感じで同じサイズのダンボールのベースが出来ます。
シュリンクフィルム(パッケージ用のビニール)
ビニールにはめたところですね。
片側を圧着します。
またまたいっぱい出来ました。(^_^)
注文が入ると薬液入りの注射器を中に入れ,もう片方も閉じた上で熱風で密着させて出来上がりです。
(^_^)
DVDなどを購入時にぴっちりとついているビニール?みたいなのをイメージして頂くと分かりやすいと思います。
これで、極端な話放り投げられたり、長軸方向に圧が加えられても、注射器が押されて薬液が漏れ出るようなことはなくなりました。
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