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硬さに特化した ICI Neo
当院のデータによるとICI(陰茎海綿体注射)を行う患者さんの多くは、持続時間が延びるよりも、
『硬さをより硬く』、と望まれる方が殆どです。
その要望にそって、新たに調合したのが、
『硬さに特化したICI』
それが ICI Neo。 これまでに無い新しいICIです。
ICIの薬液レシピを知り、自院で調剤している当院だからこそ出来る
硬さに特化した結果、1回の使用にかかるコストも抑えることが出来ました。
また、若干ではありますが、持持続勃起症のリスクも軽減しました。
このため10回以上当院のICIを処方されている患者さん限定ですが、バイアル処方も行います。
ICI Neoから開始された患者さんの場合
ICI-Neoにおいて10本以上の処方経験があり、使用薬液量も概ね安定してきたと考えられる場合には、バイアル処方を行えます。
持続時間も必要と思われたら...
やはり本来の新リビドラ法に軍配が上がります。
ICI Neoを開発したのは、これまでの
『ICI(陰茎海綿体注射)は高い』というイメージを変えたい
そんな思いがあります。
定期的に使うものだからこそ、ある程度安さを希望される方もいらっしゃると思います。
値段によってICIをトライできずにいらっしゃる患者さんの後押しが出来れば幸いに思います。
※ちなみに、持続時間に特化したICIを作る予定はありません。これは後日ブログに書こうと考えていますが、当院の患者さんで複数のクリニックにてICI(と呼ばれる治療)を行った方で、他院では当院のICI(新リビドラ法)ほどの硬さが得られなかった、という意見をお聞きしたからです。
おそらくcaverjectなどをベースにされていると思われますが、pGE1だけでは「ほやら勃起(中折れしそうな程度の勃起=みかん、
こんにゃく程度の勃起)」の時間がある程度延びても固さはなかなか得られないようです。
やはり複数の薬剤を独自に配合してカクテルしているからこそ、硬さと持続時間が得られるのであり、薬液の中身がちゃんと分かっていない場合には、致し方ないことと思われます。